Amazon、製品評価技術基盤機構と製品安全に係る活動の協力に関する協定を締結

Amazon、製品評価技術基盤機構と製品安全に係る活動の協力に関する協定を締結

製品安全情報の共有と分析により、国内における製品安全文化の向上に寄与

20180613_Amazon_NITE

2018/06/13

総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下Amazon)は、6月13日(水)、独立行政法人製品評価技術基盤機構(東京都渋谷区、理事長 辰巳敬、以下NITE)と、「製品安全に係る活動の協力に関する協定」を締結しました。同協定に基づき、各々が製品安全情報の共有、分析結果の提供や助言などを行うことで、国内における製品安全文化の向上を目指します。Eコマース企業における同協定の締結は初の事例となります。

NITEは、製品事故に関する情報を収集し、確かな原因究明技術で調査、分析して製品事故の防止やリスクの低い製品開発に向けて必要な情報を発信し、人々の“くらしの安全”を実現することを使命とする機関です。

この度、Amazonでは、お客様などから提供される製品安全情報を可能な範囲でNITEと共有し、NITEが有する深い知見と分析手法を用いることで、より安全な形で製品をご利用いただける情報がお客様に提供できることを期待しています。
NITEは、Amazonが製品を実際に利用されたお客様から提供された製品安全情報をAmazonから共有されることで、これまで少なかった製品の使い方の情報を踏まえた情報分析及び注意喚起ができることに期待をしています。

本協定は、Amazonが2017年12月より試験的に運用開始している「Amazon あんしんメール」に加えて実施するものです。この協定により、お客様がAmazonで購入した製品の安全な使用について、NITEが作成した製品の安全使用に関するオンラインコンテンツを、お客様へより充実した内容で提供することができます。

NITE理事長の辰巳敬氏は「Amazonと協定を締結することによって、製品を購入されたお客様より提供された安全情報を有するEコマース企業と協働することになり、より一層の製品事故の未然防止に向けた取組を展開できることを大変嬉しく思います。」とコメントしました。

アマゾンジャパン合同会社社長ジェフ ハヤシダは「この度の協定により、日本国内の製品安全文化の向上に寄与できることを誇りに思います。Amazonは、本協定に基づき製品安全活動のさらなるカイゼンに努め、『地球上で最もお客様を大切にする企業であること』『地球上で最も豊富な品揃え』というミッションに基づき、サービスの品質向上に努めてまいります。」とコメントしました。

同協定に基づき、Amazonからの製品安全情報の共有、NITEによるそれらの情報分析結果の提供や助言を通じて、Amazonはお客様が安全に製品をご利用いただく環境を整備し、安全文化の向上を目指してまいります。

 

<製品安全情報の共有と協力の流れ>
①Amazonは、お客様や製造・輸入・販売事業者から提供された製品安全に関する情報をNITEに可能な範囲で共有する。
②NITEは、必要に応じて、Amazonから共有された情報を分析し、Amazonにその結果の提供や助言を行う。
③Amazonは、NITEが提供した製品安全に関する情報を利用して、お客様や販売事業者等へ注意喚起を行う。
④NITEは、分析結果を広く国民に周知すべきと判断した場合、Amazonの了承を得て広報活動に用いることができる。

<Amazonについて>
Amazonは4つの理念を指針としています。競合他社ではなくお客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、 フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexaなどは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービスです。